美容福祉専科（福祉と美容の関わりを学ぶ）

美容福祉専科（福祉と美容の関わりを学ぶ）

8月12日(火)・13(水)の二日間で、美容福祉専科の授業が行われました。
福岡、佐賀を中心に、高齢者施設、障がい者施設、病院、在宅等、介護が必要な方を対象とした、訪問美容理容サービスを展開していらっしゃる、「NPO法人　日本理美容福祉協会」様の全面協力の元、祉に対する知識と教養を吸収する体験型の授業として、お勉強させていただきました。

訪問美容で実際に使用するシャンプー台を使った体験授業。

美容室と違い、訪問先では実際のシャンプー台が無いため、このようなポンプ式のシャワーと、洗い流すカバーを取り付けた可動式の台を使用して行います。

車いす体験♿
車いすへの乗せ方や、車いすの押し方などを学びます。

３D体験。高齢者の方の、普段の生活される目線がどのようなものかを体験します。
ゲームを楽しんでいるように見えますが、そうではなく、自分たちが今見ているものと違う感覚や景色に、生徒たちも興味深々。
みんな、真剣に見てくれています。

高齢者の方の疑似体験。
普段、どのような視界で、体にどれくらいの負荷がかかり、生活をされていらっしゃるのか。
体験すると、普通に歩くことですら非常に困難でした💦💦💦
本当に貴重な体験でしたね。

美容業界の中でも、福祉に対しての役割や責任について深く考える機会となりました。
この授業を通じて、福祉美容に対する理解が深まり、皆との協力し合うことの大切さを改めて実感できました。
また福祉サービスの重要性も明らかになり、「社会のより良い未来を築くために美容が貢献できる方法」も学ぶことができました。

視野を広げ社会的な問題に対処するための知識と意欲を養う貴重なお時間でした。